Download JAPAN 2019 感想&セットリストまとめ

お前今までなにしてたんだよってレベルで更新が止まってしまっていましたね…。もうだいぶ日が経ってしまいましたが、アクトごとにセットリストを挙げつつ振り返ってみました。
そういえば開催日直前、ダウンロードフェスのマスコットと、千葉県のゆるキャラがTwitterで絡んで当日に緊急参戦という謎展開がありましたね。
LIKE A STORM
始まる前から会場入りをして最初から観ようかと思っていましたが、少し寝坊してしまい、途中から観始めました。なんたる失態。アクトが少ない分、結構楽しみにしてたんですけどね。ステージではアボリジニーの民族楽器を持ち出していました。
会場入りすると響き渡るドンシャリ感が少し懐しみを感じましたね笑。メタル・ラウド系のフェスはちょうど1年前のWarped Tour JAPAN以来でしたが、あのときはそれほどメタル感はなかったので、さらに前の2017年のLOUD PARK17以来のあの感じがまた帰ってきたな、という気分になりました。
また、会場はすでにかなり人が入っているように見えましたが、実はステージ周辺はVIPゾーンが設けられているので、我々一般はやや後方にずれ込んでいただけでした。
setlist
- Pure Evil
- The Bitterness
- Solitary
- Complicated (Stitches & Scars)
- The Devil Inside
- Love the Way You Hate Me
AMARANTHE
DynaztyのNils Molin加入後初の来日でしたが、伸びが良くてめっちゃ目立ってましたね。5や6でのHenrikのグロウルラップもキレッキレでした。
しかし彼らのステージで前から思っていたことですが、3人のボーカルの音量バランスがやや不安定なのと、サウンドが薄く感じるのは相変わらず。その辺をクリアすればさらにいいステージになるのではと思ったりしました。
セットリストは新譜中心かと思いきや、全アルバムからいい感じに選曲していました。ただ、時間が1時間もなく少し物足りなかったので、単独公演して欲しいなぁ。
setlist
- Maximize
- Digital World
- Hunger
- Amaranthine
- GG6
- Helix
- 365
- Drop Dead Cynical
- Call Out My Name
- The Nexus
MAN WITH A MISSION
ちょうどビールがまた欲しくなったタイミングだったので、あんまり観てないです。また、彼らのステージでは高音がややキツくて耳が疲れましたね。しかし、国内の人気は高いだけあって、離脱率はさほどなく楽しみに観ていた人が多かったですね。
setlist
- database
- Broken People
- Get Off of My Way
- Dead End in Tokyo
- Raise Your Flag
- Left Alive
- Take Me Under
- FLY AGAIN

当日は定期的にビールを補給しに行きましたが、以前のラウドパークのようにアリーナ後方にバーがあるといいなーと思ったり。すぐ飲み干しちゃうので毎度アリーナを離れて買いに行くのが面倒なんですよね。

また、オフィシャルバーは各種電子マネーに対応していましたが、クレジット系のiDとQUICPayは通信がかなり遅かったので、こういうときは交通系が速いですね。
こういうフェス系なんかでは特に、現金なんかは持ち歩きたくはないのですが、入場時のドリンク代やフード系売店では現金のみでしたので、全く持ち歩かないわけにはいかず。。。
HALESTORM
ここでさらに人が増えてきた感じがありました。リジー・ヘイルの声の張りが凄まじかったですね。
ゲストに登壇した女性、観ていた時は誰だかわからなかったのですが、LOVEBITESのボーカルだったようです。
しかし、リジーの張りのあるボーカルに完全に力負けしていましたね…w
バンドサウンドは申し分なく、ベストなステージだったと思います。
setlist
- Black Vultures
- Mz. Hyde
- Love Bites (So Do I) (with Asami from LOVEBITES)
- Tokyo
- Amen
- Do Not Disturb
- Drum Solo
- Freak Like Me
- Uncomfortable
- I Miss the Misery
ちなみに、12月に久しぶりの単独公演が決まりましたね。
ARCH ENEMY
特筆することもなく安定したステージだったと思います。ビールを補充しつつ観ていました。セットリスト後半の7〜10はやや新鮮な感じだったのが救いか。この辺りから早くも首が疲れてきました…w
setlist
- The World Is Yours
- Ravenous
- War Eternal
- Blood on Your Hands
- You Will Know My Name
- Dead Eyes See No Future
- The Eagle Flies Alone
- As the Pages Burn
- Dead Bury Their Dead
- No Gods, No Masters
- Nemesis
ANTHRAX
このバンドも、もう熱心に追う必要もなくなってきましたが、ライヴはなんだかんだでかなりの盛り上がりでしたね。ラストは巨大なサークルピットが形成されて大運動会状態した。アリーナはラウドパークのような窮屈な区切りはないので、幕張ならではの光景でした。これが最後だと思ってぼくも運動会に参加してきましたε=ε=ε=┏(; ̄▽ ̄)┛
setlist
- Caught in a Mosh(with “Cowboys From Hell” intro)
- Got the Time(Joe Jackson cover)
- Madhouse
- Fight ‘Em ‘Til You Can’t
- I Am the Law
- Be All, End All
- Evil Twin
- Antisocial(Trust cover)
- Indians(with “Cowboys From Hell” outro)
GHOST
いやーついに観ることができました。前回のサマソニから衣装や設定(中の人は同じ)が変わって紳士な感じになっていましたが、パフォーマンスやオーディエンスとのやりとりまでかなり楽しめました。
あとバンドの安定感が抜群にいい。大所帯でしたが全員が輝いていて音質も文句なし。見応え十分でした。
単独公演もして欲しいなぁと思いますが、立体感のある広いステージの方が見応えがありますし、そうなると日本ではフェス以外では厳しそうか。
setlist
- Ashes
- Rats
- Absolution
- Ritual
- From the Pinnacle to the Pit
- Faith
- Cirice
- Miasma
- Year Zero
- Mummy Dust
- Dance Macabre
- Square Hammer
SUM41
ここで休憩と、またビールが飲みたくなったので離脱。オーディエンスはかなり入っていて、まだ人気があるんだなーと。
懐かしいと感じる曲がいくつもあったし、カバーも多めで楽しめました。
setlist
- The Hell Song
- Over My Head (Better Off Dead)
- Motivation(with 88 Outro)
- We’re All to Blame
- Goddamn I’m Dead Again
- Walking Disaster
- Underclass Hero
- No Reason(Preceded by Paranoid (Black Sabbath) Jam)
- Fake My Own Death(with Another Brick In The Wall (Pink Floyd) Intro)
- We Will Rock You(Queen cover)
- In Too Deep
- Fat Lip
- Still Waiting
SLAYER
今回がラストツアー、ということで会場の盛り上がりはピークに。
セットリスト的には前回のラウドパークとさほど変わりませんでしたが、スラッシュメタルアクトのフルセットはやはりオーディエンスとしても体力的になかなか応えますね。。。それでも力を振り絞って、サークルピットにも参加して盛り上がりました。
そして終演後、トム・アラヤがステージに残り、鳴り止まない拍手の中ステージをしばらくゆっくりと歩いて回りました。そして最後にこう言い残してステージを去りました。
「これが私達の最後のショウです。とても悲しい。さよなら。いつか、またね」
泣く!!!!!
この言葉に涙してしまった方も多いのではないでしょうか。私もついうるっとしてしまいました。
setlist
- Repentless
- Blood Red
- Disciple
- Mandatory Suicide
- Hate Worldwide
- War Ensemble
- Jihad
- When the Stillness Comes
- Postmortem
- Black Magic
- Payback
- Seasons in the Abyss
- Born of Fire
- Dead Skin Mask
- Hell Awaits
- South of Heaven
- Raining Blood
- Chemical Warfare
- Angel of Death
JUDAS PRIEST
スレイヤーのあとということもあって、疲れ切っていたのでのんびり観ていました。
しかし、スレイヤーが良すぎたせいか、ややギターが引っ込み気味(ドンシャリ気味)でかなり聴こえづらいように感じました。音量バランスもよろしくないように感じましたね。後半では慣れてきましたが、ロブのシャウトはかなり耳にきてキツかったですねw
ロブさん、もう高齢なせいか、後半はやや疲れ気味になっていましたし、オーディエンスに歌わせることが多かったですね。
ただ、代役ギタリストのアンディがなかなか良かった。バンドも少し若返りしたように感じてイキイキとしたステージでしたね。
セットリスト的には、新譜からはあまりなかったのが気になりましたが、今まで滅多にやらなかった曲がいくつかあったのが新鮮で良かったですね。
setlist
- Firepower
- Delivering the Goods
- Sinner
- The Ripper
- Evil Never Dies
- Bloodstone
- Saints in Hell
- No Surrender
- Turbo Lover
- Devil’s Child
- Killing Machine
- Some Heads Are Gonna Roll
- Guardians
- Rising From Ruins
- Rapid Fire
- Hell Bent for Leather
- Painkiller
来年も開催?
終演後の公式ツイッターでは、最後のラウドパークではなかった、「SEE YOU NEXT YEAR」のツイートがあったので来年も継続的に開催されていくのでしょうか。
来年もまた幕張で開催されるとしたら、会場の導線をどうにかして欲しいように感じました。1箇所しかない入場ゲート付近に売店が並ぶ配置のせいで、慢性的な大渋滞が発生していましたね。

ただ、今後また同じようなラインナップで開催されるとしたら、個人的にはかなり微妙な気分です。
というのも、今回のラインナップの中のいわゆる大御所的なバンド、Judas Priest、Slayer、Anthraxあたりはまた同じようなステージが続くだろうし見所ももうあまりなさそうで積極的に観にいく必要もないな、と思っているからです。逆に言うと今回でもう大満足だった!というのもありますが。
今回のGhost、Halstorm、Amaranthe、Like A Stormのような比較的若いバンドをもっとフェスに出して欲しいなというのが正直なところ。
ただ、日本ではそれでは集客が難しいのが現実なのでしょうか。厳しい。
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